エクシア合同会社(exia)がポンジスキームと疑われる2つの理由

エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)はポンジスキームなのか?
2021年5月現在、累計出資金合計額490億円・累計出資者数8,956名と勢いを増し続けるエクシア合同会社(exia)。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで伸び続けるエクシア合同会社への投資に興味がある方も多いことでしょう。

しかしこのような勢いでエクシア合同会社が拡大し続ける一方で、「ポンジスキームではないか?」と心配する声もあります。

そこで本記事では、エクシア合同会社がポンジスキームなのかを様々な視点から分析し、ポンジスキームと疑われる2つの理由を詳しく解説していきます。エクシア合同会社に興味がある方、ポンジスキームなのかを確認したい方、必見です!

ポンジスキームとは?

ポンジスキームとは?
それではまず、ポンジスキームとは何かを改めて確認してみましょう。

◆ポンジスキームとは?

投資家から集めた資金を運用せずに、その資金から配当を出す詐欺手法のこと。

実はポンジスキームは約100年も前から行われています。まずは例を挙げてポンジスキームについて説明していきます。

たとえばAさんが知人のBさんから「月利4%で元本保証の投資に興味がないか?」と誘いを受けて、100万円の投資を決めたとします。

その後投資して運用が開始され、約束通りに毎月4万円(100万円×4%)がAさんの口座に振り込まれるようになりました。

するとAさんはこの投資を完全に信頼し、投資額を更に増やし友人に紹介したくなりました。結果そのファンドへの投資者と投資金額は次々に増加します。

上記の場合、Aさんは約束通り毎月4%分の配当をもらえているので、一見詐欺ではないように見えますよね。

しかし、実際にはAさん含む投資家から集めた資金は運用(投資)せずに、新規の投資家の出資金を切り崩して配当に充てていたのです。

そして最終的にこのファンドは投資金額が莫大に増えた時点で突然行方をくらまします。このスキームがポンジスキームと呼ばれる手法です。

有名なポンジスキームの事例として「ナスダック事件」「Bitclub事件」「プラストークン事件」といったものがあります。

特にナスダック事件については最も有名なポンジスキームとして挙げられるでしょう。

ナスダック事件は当時アメリカのナスダック証券取引所の会長であったマドフ氏が起こしたもので、その期間はなんと25年も続いたといわれています。

ナスダックの会長はエリート中のエリートで、マドフ氏もその頭の良さから「投資は全員受け入れず、時には断る」という手法を使い出資金の募集を続けていました。

このナスダック事件から私たちが学ぶことは、どんなに優秀や信頼できる人や機関であってもポンジスキームである可能性はある、ということでしょう。

エクシア合同会社(exia)はポンジスキームなのか?

エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)はポンジスキームなのか徹底検証
結論からいうと、エクシア合同会社(exia)がポンジスキームである可能性は低いと考えられます。

その根拠を示すため、以下の4つの観点で見てみます。

  • エクシア合同会社(exia)のスキーム
  • 間接的に金融庁の監視下
  • 11の顧問担当
  • 出資金額と出資者の推移

エクシア合同会社(exia)のスキーム

エクシア合同会社(exia)は投資家から集めた資金を自社で運用せずに、他社に委託して運用をしています。

エクシア合同会社社員権スキーム

(引用:エクシア合同会社

まずエクシア合同会社は投資家から集めた出資金を、子会社で第二種金融商品取引業の免許を保有するエクシア・アセット・マネジメント株式会社をはじめ、様々な企業や事業に投資または融資を行います。

これらの投資先または融資先から得られた利益がエクシア合同会社に還元され、私たち投資家に配当として充てられるスキームです。

実は私がエクシア合同会社(当時はエクシアジャパン)に出資をし始めた2016年は、今のように投資先や融資先が多くありませんでした。

今でこそ複数の投資先や融資先が存在しており、当時に比べればリスクヘッジの観点からかなり安心感を感じることができています。

ちなみに画像の中にある「エクシア・デジタル・アセット株式会社」は、2020年10月に日本発の暗号資産(仮想通貨)であるc0ban(コバン)を取り扱う仮想通貨交換業者「株式会社ラストルーツ」を買収して誕生した会社です。

さらに画像の融資事業にあるように、不動産事業への融資も行っているとのこと。

こちらは主に不動産投資事業となるようで、資産運用の中でも安定資産とされる不動産をポートフォリオに組み入れることは、私達投資家目線で見れば安心材料となるのではないでしょうか?

しかしエクシア合同会社のスキームを確認しただけでは、ポンジスキームではないと言い切れません。以下でさらに深堀りしていきます。

エクシア合同会社(exia)は間接的に金融庁の監視下にある

エクシア合同会社(exia)自体は金融庁の直接の監視下にありません。そもそも金融庁の監視下になるということは、金融商品取引業者として登録することとなります。

この点はエクシア合同会社へ投資する上で懸念点として挙げられるでしょう。

しかし、エクシア合同会社が直接的に金融庁の監視下ではなくても、子会社のエクシア・アセット・マネジメント株式会社は第二種金融商品取引業者として金融庁に認可されています。

第二種金融商品取引業の免許を保有する子会社を傘下に入れるエクシア合同会社の動きについては、金融庁も野放しにしておくことはなさそうですね。

実はこのエクシア・アセット・マネジメント株式会社は買収により誕生した会社なのですが、買収の際にエクシア合同会社も金融庁からモニタリング調査のようなことを実施したとのことです。

求められた資料は全て開示、細かい質問事項やエクシア合同会社の事業概要など事細かに確認されたようですよ。

ただし繰り返しになりますが、私達が投資をするのはエクシア合同会社で、ここは金融庁の管轄下ではありません。

それでも間接的にではありますが、エクシア合同会社が金融庁の監視下にあるということを考慮すれば、ポンジスキームなどの詐欺行為を働く可能性は極めて低いと考えられます。

仮にエクシア合同会社がポンジスキームであれば、金融庁の調査を受けた時点で指摘を受けているはずですよね。

なおエクシア合同会社に対する金融庁の見解については別ページに詳しくまとめています。筆者が金融庁に直撃取材した内容も書いてますので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。

>>【金融庁に直撃!】エクシア合同会社(exia)の真相とは?

エクシア合同会社(exia)に11の顧問担当がついている

エクシア合同会社(exia)は法律顧問6つ、税務顧問2つ、法務顧問2つ、人事労務顧問1つの計11の顧問担当を付けています。

法務顧問弁護士法人わかさ
川戸淳一郎法律事務所
B.ポジティヴ法律事務所
大手町国際法律事務所
熊谷章法律事務所
石塚法律事務所
税務顧問辻・本郷税理士法人
税理士法人 JMTz
法務顧問司法書士松野下事務所
岡田旭事務所
人事・労務顧問社会保険労務士・行政書士事務所アストミライ

引用:エクシア合同会社公式HP

これらの顧問担当については、投資家である私達よりもエクシア合同会社を守る立場となります。そのため、仮に投資家とエクシア合同会社側で何かトラブルがあっても、顧問担当は私達ではなくエクシア合同会社側に付くことになるでしょう。

しかし顧問担当の立場で考えた時、ポンジスキームである可能性がある会社と顧問契約をするでしょうか?

少しでも怪しいと感じれば、顧問契約をすることもなさそうですね。この点はポンジスキームである可能性を低くする要素と捉えていいでしょう。

エクシア合同会社(exia)の出資金額と出資者は順調に伸びている

エクシア合同会社(exia)総出資金
2021年5月現在、エクシア合同会社(exia)の累計出資金490億円・累計出資者数は8,956名です。

ちなみに累計出資金額は2020年11月20日で350億円でしたので、半年ほどで100億円以上も出資金が増えたことになります。

直近では2021年1月時点で390億円、2021年2月時点では410億円だったので、2021年に入ってからは1ヶ月で約20〜30億円の出資金が集まっています。

直近5ヶ月で100億円かつ毎月20〜30億円の出資金の集まり具合を見れば、エクシア合同会社の流動性の高さが伺えますよね。

もちろん新たに投資する人がいる一方で解約をする人もいます。しかし毎月20〜30億円の出資金が増えているということは、新たに投資する人が解約する人を上回り続けているといえます。

このように毎月平均して20〜30億円を集め続け、しっかりと解約にも対応するエクシア合同会社の信頼度の高さを見ればポンジスキームである可能性は低いと見ていいでしょう。

ここまでエクシア合同会社がポンジスキームなのかを4つの視点で見てきましたが、それでも驚異的な利回りや毎月の出資金を見て怪しいと思われる方もいらっしゃると思います。

以下でエクシア合同会社がポンジスキームと疑われる理由を私なりに挙げてみました。

エクシア合同会社(exia)がポンジスキームと疑われる2つの理由

エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)がポンジスキームと疑われる2つの理由
エクシア合同会社(exia)がポンジスキームと疑われている理由として以下の2点が挙げられます。

  • 高すぎる利回り
  • シンガポール法人での運用

それぞれについて見ていきます。

高すぎる利回り

エクシア合同会社は運用当初から一度もマイナス配当がなく、2019年に35.33%、2020年に38.3%と非常に高い実績を残しています。

本当にこれだけの配当を出し続けることができるのか疑問に思う方もいても不思議ではないと思います。

ちなみに日本の証券会社などで購入できる投資信託の商品は年利4〜7%で良い方だと言われています。

年間で35%と7%では比較の対象にもなりませんよね。あまりに常識から逸脱した利回りを実現できるからこそ「ポンジスキームなのでは?」または「怪しいのでは?」と捉えられるのでしょう。

しかし投資において大事なことは「利回りの高さだけでその商品の良し悪しを判断しない」ということです。

たとえば利回りが年0.01%の定期預金は悪い商品でしょうか?

決してそのようなことはありませんよね。定期預金は利回りは低いですが、元本保証でどのような状況でもその額面が減ることはありません。

むしろ「絶対にお金を減らしたくない」というニーズに応えられる素晴らしい金融商品です。

では逆にエクシア合同会社のような利回りの高い商品は悪い商品でしょうか?

こちらもそうではありません。利回りが高いということは、リスクを取って運用した結果得られる果実ということです。同時に利回りが高いからポンジスキームであるとも言い切ることはできないでしょう。

ただし利回りが高い商品に投資する場合は、同時にリスクも高いことはしっかりと理解しておきたいですね。

エクシア合同会社の過去の利回りについては以下のの記事をチェックしてみて下さい。

>>エクシア合同会社の気になる利回り、配当実績のまとめ

シンガポール法人での運用

エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)の投融資先の一つはシンガポールにある
実は少し前までの公式HPには、エクシア合同会社の投融資先の一つにシンガポール法人である「エクシア・プライベート・リミテッド」という会社の名前が書かれていました。

一部SNSや動画配信などでエクシア・プライベート・リミテッドについて怪しむ声があり、この会社は実在しないのでは? という声も見受けられます。この点については、私も多くの方から問合せを受ける内容ですので少し深堀りしていきたいと思います。

エクシア・プライベート・リミテッドは今も存在しており、主にFXで自己運用している会社です。なおあくまで自己運用であるためシンガポール当局でのライセンス取得の必要はありません。

私も現地に行って会社の存在を確認したわけではありませんが、これまでの配当実績を見るとしっかりと運用していると見てもいいでしょう。

仮にエクシア合同会社がポンジスキームだとすれば、いくら新規の出資金が毎月20〜30億円増え続けたとしても、どこかのタイミングで既存の出資者の配当が上回り破綻へと追い込まれていたと考えられます。

そして現在のエクシア合同会社の公式HPを見てみると、エクシア・プライベート・リミテッドの記載がありません。

こちらについてエクシア合同会社の担当者に確認を取ってみたところ、投融資先が変更になったわけではなく、元から存在していた投融資先を追記したとのことです。

先程のエクシア合同会社のスキーム図の「融資事業」に「その他国内外の事業への融資」に、エクシア・プライベート・リミテッドが該当するということですね。

つまり投融資先が変更になったわけではなく、公式HPの記載の仕方を変えたというだけです。

それでは以下でエクシア合同会社の投資で詐欺にあった人がいるのか見ていきたいと思います。

実際に詐欺に遭った人はいるのか?

エクシア合同会社(exia、旧エクシアジャパン)の投資で詐欺にあった人はいるのか?
Twitterでエクシア合同会社(exia)についてポンジスキームや詐欺などを疑うツイートはありましたが、実際に被害にあったという声は見受けられませんでした。


上記のようなネガティブなツイートは、情報の少なさから飛び交う意見かと思われます。

特にエクシア合同会社のHPを見ても何をしている会社なのか理解できる人は少ないのではないでしょうか?

このように不安に思われても不思議ではないと思います。実際に私への問合せにも「エクシア合同会社ってポンジスキームなのでしょうか?」と聞かれる方は多いです。

詳しい内部情報は内部の人間にしかわからないのでなんとも言えませんが、Twitter中心に見る限り、詐欺にあっている人はいないようです。

まとめ

今回はエクシア合同会社はポンジスキームなのかについてまとめました。

結論、エクシア合同会社がポンジスキームである可能性は低いと見ていいでしょう。

その理由は大きく3つあり、間接的に金融庁の監視下にある、11の顧問担当、直近の出資金額と出資者数の著しい増加、これらを踏まえればポンジスキームのような怪しさは見受けられないと見ています。

ただし絶対にエクシア合同会社がポンジスキームではない、とは言い切れません。私はエクシア合同会社の初期からの投資家で社員の方にも知り合いがいますが、内部情報の詳細までは知り得ていませんので。

なお不安が残る方は面談でエクシア合同会社の社員に直接面談を実施して判断するのが良いでしょう。もちろん無料で実施してもらえますし、面談をしたからといって投資が義務付けられているわけではありません。

エクシア合同会社の社員の方との面談方法については、以下のページで詳しく書いています。少しでも迷っている場合は、一度話だけでも聞いてみるといいですね。

>>エクシア合同会社への投資方法は?申し込み〜解約方法を紹介

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